N様邸の増改築工事は、増築部分約65㎡と改修部分約100㎡の規模で行いました。増築部分は、1階が鉄骨造り2階は木造という異種構造になっています。何故かというと依存の建物がそういう構造になっており、構造を同じにする事で高さを合わせるのに都合が良いと思ったからです。只、既存部分と増築部分はそれぞれが独立する耐力が必要であることから、既存の建物と増築部分の外部は5cｍの隙間で離し、内装の一部のみを接続しています。ですから、既存建物のサッシやその他設備とのからみが多く、全て現場合わせで工事を行わなければならないということを余儀なくされました。既存部分は水廻り全てと設備･内装等の全面改修とし、お子様が多いので収納兼用の棚をふんだんに設けました。食卓も造り付けとし、カウンターでも、又、独立した食卓でも使用できるようにしました。
この家で、いつまでも「にぎやかさ」が続く事を願っております。
そしていつまでもお幸せに！